すとぷり莉犬の性別とは?FTM公表の理由と胸の手術・現在までの軌跡
大人気エンタメユニット「すとぷり(すとろべりーぷりんす)」の赤色担当として、圧倒的な歌唱力と愛らしいキャラクターで絶大な支持を集める莉犬(りいぬ)。YouTubeをはじめとする各種SNSでの総再生回数は数十億回を超え、音楽シーンや声優界でも唯一無二の輝きを放ち続けています。
そんな莉犬をめぐっては、以前から「性別は女性なのか男性なのか」「過去にどんな経緯があったのか」と関心を持つ方が後を絶ちません。莉犬は過去に自らがFTM(性同一性障害:身体は女性、性自認は男性)であることを勇気を持って公表しました。彼がなぜカミングアウトを決意し、どんな苦悩を乗り越えて現在のポジションを確立したのか、公式ファンブック『莉犬めもりー』での告白や手術の経緯を含めて詳しく紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:莉犬は身体の性は女性として生まれ、心の性は男性である「FTM(性同一性障害)」であることを2017年に自ら公表している。
- 要点2:胸の切除手術を終えており、自身の生い立ちや葛藤は初の公式ファンブック『莉犬めもりー』などで率直に綴られている。
- 要点3:自らのアイデンティティを受け止め表現に変えた姿勢は多くのファンの共感を呼び、2026年現在も多方面で高い評価を得ている。
【プロフィール】すとぷり赤色担当・莉犬の基本情報と声優活動の経歴

ネットカルチャーの第一線を走り続ける莉犬は、すとぷりのメンバーとしてだけでなく、ソロアーティストや声優としても多彩な才能を発揮しています。まずは基本プロフィールを整理します。
活動名義である莉犬のほか、声優としては「こいぬ」名義でアニメ作品やゲームのキャラクターボイスを担当した実績を持ちます。少年のようなハスキーさと、芯の通った透き通るハイトーンボイスを自在に操る表現力は、男女の枠を超えて多くのリスナーを惹きつけてやみません。
本名については非公開を貫いていますが、誕生日は1998年5月24日。ネット発のクリエイターとして、自らの声と世界観を武器にファンとの信頼関係を築き上げてきました。
自ら明かした性同一性障害|莉犬がFTMを公表した決定的な理由
莉犬が自らの性同一性障害を世間に告白したのは、2017年9月2日のことでした。自身の公式X(旧Twitter)上に長文のメッセージ画像を投稿し、身体は女性として生まれたものの、物心ついた頃から心は男性である「FTM(Female to Male)」であることを明かしました。
公表に踏み切った最大の理由は、「ファンに対して嘘をつき続けたくない」という強い誠意からでした。活動が拡大するにつれて、女性らしい声を求められたり、自身の性別に関する噂や詮索が飛び交ったりすることに深い苦痛を感じていたといいます。
自分を偽ったまま応援されることへの罪悪感に苛まれた莉犬は、活動を辞める覚悟すら胸に抱きながら告白を決断しました。「ありのままの自分を知ってもらった上で、それでも好きでいてくれる人に歌や声を届けたい」という切実な想いが、重い扉を開く原動力となったのです。
胸の手術と性別適合手術の経緯|戸籍変更や身体と向き合った歩み

カミングアウト後、莉犬は自らの身体的コンプレックスとも正面から向き合ってきました。2018年には、自身の配信やSNSを通じて胸の切除手術(乳腺摘出手術)を受けたことを報告しています。
女性特有の身体の膨らみは、FTM当事者にとって深刻な精神的ストレス(性別違和)の原因となります。胸の手術を終えた際、莉犬は「ずっと苦しかった胸の重荷が取れて、前を向いて息ができるようになった」という趣旨の安堵を率直に語っていました。
一方で、性別適合手術(下半身の手術)や戸籍上の性別変更については、身体への大きな負担やリスクを考慮しながら慎重に向き合っている姿勢が窺えます。戸籍上の表記にとらわれるのではなく、自分らしい生き方を選択し続ける姿勢そのものが、多くの人々に勇気を与えています。
公式ファンブック『莉犬めもりー』で語られた壮絶な生い立ちと家族の葛藤
2021年に発売された莉犬のファースト公式ファンブック『莉犬めもりー』では、これまで明かされてこなかった幼少期の家庭環境や生い立ち、壮絶な過去が克明に綴られています。
幼少期から「女の子らしさ」を強要されることに強い違和感を抱き、学生時代には周囲とのギャップや家庭内の問題から重いうつ病を患うなど、心身ともに追い詰められた時期がありました。誰にも理解されない孤独感や、生きることへの絶望と戦い続けた過去は、決して平坦なものではありませんでした。
そうした暗闇の底で出会ったのが「ネットを通じた歌や声の活動」でした。どん底を経験したからこそ紡ぎ出される感情豊かな歌声と言葉は、同じように生きづらさを抱える人々の心に深く突き刺さり、莉犬自身の生きる希望へと昇華していったのです。
性別告白に対するファンの反応と広がる共感|ネット社会に与えた影響
性別に関するカミングアウトが行われた当時、インターネット上では驚きの声とともに、圧倒的な数の肯定と励ましのメッセージが寄せられました。
「性別が何であっても、莉犬くんの歌や言葉に救われてきた事実は変わらない」「勇気を出して打ち明けてくれてありがとう」といった温かい反応がタイムラインを埋め尽くしました。炎上や離脱を恐れていた莉犬にとって、リスナーの深い受容は大きな支えとなりました。
一連の出来事は、すとぷりというグループの絆を強固にしただけでなく、ネット社会における多様性やジェンダーへの理解を深める重要な契機となりました。自らの弱さや痛みを隠さずにさらけ出す姿勢が、ファンとの強固な信頼関係を築く土台となっています。
【2026年最新】莉犬の現在の活動状況とジェンダーを超えた圧倒的表現力
2026年の現在においても、莉犬はすとぷりのエース格として、また個人クリエイターとして圧倒的な存在感を放っています。ドームツアーやアニメタイアップ、メディア出演など、その活躍の幅は留まることを知りません。
現在の莉犬の魅力は、単に「FTMのアイドル」という枠組みにとどまりません。男性的なかっこよさと女性的な繊細さの双方を巧みに織り交ぜたボーカルワーク、聴く者の背中を力強く押すメッセージ性の高い楽曲制作など、唯一無二の表現者として確固たる地位を確立しています。
自身のアイデンティティを受け入れ、それを独自のエンターテインメントへと昇華させた莉犬の姿は、新時代のクリエイター像を鮮やかに提示し続けています。
【莉犬の性別】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:莉犬くんの性別は戸籍上・生物学的にはどちらですか?
A1:生物学的な生まれの性は女性ですが、性自認は男性であるFTM(性同一性障害)であることを公表しています。活動名義や一人称としては「僕」を用い、男性として生活・活動しています。
Q2:声優として女性役を担当したことがあるのはなぜですか?
A2:声優名義「こいぬ」として活動する際、音域の広さと高い演技力を活かして女性キャラクターや少年役を担当していました。プロの声優としての技術が高く評価された結果であり、本人の性自認とは切り離して演じ分けを行っています。
Q3:胸の手術はいつ頃受けたのですか?
A3:2018年春頃に胸の切除手術を受けたことを明かしています。性同一性障害に伴う精神的苦痛を和らげ、より自分らしく前向きに活動を続けるための大きな一歩となりました。
まとめ:自分らしさを貫き多くの人の心を救い続ける莉犬のこれから
すとぷり・莉犬の歩んできた軌跡は、まさに「自らの弱さを受け入れ、強さに変えてきた歴史」そのものです。決して平坦ではなかった生い立ちや性別の葛藤を包み隠さず発信し、ファンと誠心誠意向き合ってきたからこそ、現在の揺るぎない人気が存在します。
肩書きや固定観念に縛られることなく、声と心で真っ直ぐに想いを届け続ける莉犬。これからもその唯一無二のパフォーマンスと温かい言葉は、時代を超えて多くの人々の心に寄り添い、希望の光を灯し続けていくはずです。 (出典: 莉 犬 性別(Yahoo!ニュース))