三代目JSBラタタダンスはなぜUSJで社会現象に?振付のコツと誕生秘話
2019年の秋、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のハロウィンイベントから火がつき、日本列島中を巻き込む大ブームとなった三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの『Rat-tat-tat』(ラタタ / ラッタッタ)。不気味なゾンビたちが突如キレキレに踊り出す「ゾンビ・デ・ダンス」のキラーチューンとして誕生したこの楽曲は、SNSや動画プラットフォームを通じて爆発的な広がりを見せました。
クールでスタイリッシュなイメージが強かった三代目JSBが放ったコミカルかつ中毒性の高いダンスは、なぜこれほどまでに多くの人々を惹きつけたのでしょうか。本稿では、社会現象となった背景や楽曲・歌詞に込められた意図、誰でも一瞬で踊れるようになる振り付けのコツまで、その全貌を徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」の『ゾンビ・デ・ダンス』公式テーマソングとして誕生し、パークとSNSが連動して空前のメガヒットを記録。
- 要点2:コミカルなメガネポーズや覚えやすいステップなど、子どもから大人まで直感的に真似できるシンプルな振付がバズの最大の要因。
- 要点3:TikTokでの音源バイラルやライブでの一体感を経て、リリースから年月が経った現在も色褪せない最強のパーティーアンセムとして定着。
【社会現象の原点】USJ「ゾンビ・デ・ダンス」と三代目JSBが仕掛けたハロウィン旋風

『Rat-tat-tat』の爆発的なヒットを語る上で欠かせないのが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の秋の代名詞「ハロウィーン・ホラー・ナイト」との強力なタイアップです。パーク内を徘徊するゾンビたちが音楽に合わせて一斉に踊り出す大人気アトラクション「ゾンビ・デ・ダンス」のテーマソングとして書き下ろされ、パーク全体を巨大なダンスフロアへと変貌させました。
三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーであるNAOTOと山下健二郎が「ハロウィーン・スペシャルアンバサダー」に就任。メディアやイベントで先頭に立ってプロモーションを展開したことで、ファンの熱気は一気にパークへと波及しました。夜のUSJでゾンビとゲストが一体となってラッタッタダンスを踊り狂う光景は圧巻で、ハロウィンの新しい楽しみ方として瞬く間に定着していきました。
【なぜ流行った?】「Rat-tat-tat」が世代を超えて大ヒットした3つの理由

なぜラタタダンスは、ダンスファンのみならず小さな子どもからお年寄りまでを巻き込む社会現象へと発展したのか。その背景には、緻密に計算されたヒットの必然性が存在します。
第一の理由は、圧倒的な「真似のしやすさ(イミテーション性)」です。三代目JSBの真骨頂といえば『R.Y.U.S.E.I.』のランニングマンに代表される高度なストリートダンスですが、ラッタッタダンスはあえて技術的なハードルを極限まで下げ、上半身のキャッチーな動きを中心に構成されました。手首を直角に曲げて両目の前に掲げるアイコニックな「ラタタポーズ(メガネポーズ)」は、一度見たら忘れられない強烈なインパクトを残しました。
第二の理由は、TikTokやYouTubeを中心としたショート動画との抜群の相性です。当時、手軽に真似して投稿できるTikTok音源としてバイラルヒット。一般ユーザーはもちろん、人気インフルエンサーやYouTuber、さらには芸能人までもがこぞって「踊ってみた」動画を投稿したことで、情報拡散のスピードが飛躍的に加速しました。
第三の理由は、三代目JSB自身が持つ「ギャップの魅力」です。普段は圧倒的なカリスマ性とクールさを誇るトップグループが、全身全霊でコミカルなダンスを披露する姿は、ファンの枠を越えてお茶の間に親しみやすさと笑顔を届けました。
【初心者向け】ラタタダンスの簡単な踊り方と振り付けのコツ|反転ミラーで即マスター

ラタタダンスを格好良く、かつコミカルに踊るためのポイントは非常にシンプルです。基本の動きを押さえるだけで、誰でもリズムに乗って楽しく踊ることができます。
基本ステップと上半身の動き:
- 1. ラタタポーズを作る:両手の親指と人差し指で輪を作り、メガネのような形にして目の前にセットします。手首をしっかり曲げるのがシルエットを際立たせるコツです。
- 2. コミカルに肘を引く:リズムに合わせて左右交互に肘を後ろへグッと引き、胸を弾ませるように動かします。真顔でシュールに動くほど独特の味が出ます。
- 3. 足のステップを連動させる:足元は軽快にその場で足踏みをするか、サイドステップを踏みながら体を左右に揺らします。
- 4. 腕を前後に回すロールアクション:サビの後半では、腕をグルグルと回しながら全身でバウンス。テンポが速いので、リズムに遅れないようカウントを意識します。
自宅で練習する際は、YouTube等にアップロードされている「簡単 反転 ミラー動画」を活用するのが最も効率的です。画面に映るダンサーの動きをそのまま鏡のように真似するだけで、左右を迷うことなく直感的に振付を体得できます。
【楽曲深掘り】中毒性抜群の歌詞の意味と公式PV・ライブ映像の魅力
『Rat-tat-tat』というタイトルは、英語で「トントン」「カタカタ」といった軽快な連続音を表すオノマトペです。心臓が高鳴る音や、思わず体が動き出してしまう衝動を象徴しており、理屈抜きで日常のストレスやモヤモヤを吹き飛ばすエネルギーに満ちています。
歌詞の中に散りばめられたフレーズは、パーティーの熱狂と解放感をストレートに表現。難しいメッセージを解釈するのではなく、「音に身を委ねて今この瞬間を全力で楽しむ」という純粋なエンターテインメント精神が貫かれています。
また、Rat-tat-tat 公式PV動画では、メンバーたちが様々なコスチュームに身を包み、遊び心満載のパフォーマンスを展開。MVの完成度の高さは公開直後から大きな話題を呼びました。さらに、三代目JSBのライブ映像における『Rat-tat-tat』は、数万人規模のドーム会場が揺れるほどのキラーチューンとして定番化。ステージと客席が完全に一つになる一体感は、まさに圧巻の一言です。
【アンバサダーの躍動】NAOTOと山下健二郎が牽引したムーブメント
このブームを最前線で牽引したのが、グループ屈指のエンターテイナーであるNAOTOと山下健二郎の2人でした。バラエティ番組や情報番組、自身のSNSを通じてラタタダンスの魅力を発信し続け、トレンドの火付け役としての役割を完璧に果たしました。
特にUSJ現地でのサプライズ登場や、ダンサーたちとの息の合ったセッションは、ファンならずとも胸が熱くなる名シーンとして語り継がれています。2人の卓越したダンススキルと親しみやすいキャラクターが融合したことで、コアなダンスファン層とライト層の架け橋となり、ブームを社会現象へと押し上げました。
【三代目 j soul brothers ラッタッタ ダンス】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ラタタダンスは運動が苦手な人や子どもでも簡単に踊れますか?
A1:非常に簡単に踊れます。複雑なステップや高度なターンは一切なく、上半身の「メガネポーズ」と肘を引く動きがメインのため、数分練習するだけで誰でもマスター可能です。
Q2:『Rat-tat-tat』の公式MVや振り付け動画はどこで見られますか?
A2:LDH JAPANの公式YouTubeチャンネルにて公式ミュージックビデオが公開されているほか、各音楽配信サービスやライブBlu-ray/DVDでも圧巻のパフォーマンス映像を視聴できます。
Q3:なぜ「ラタタ」と「ラッタッタ」の2つの呼び方があるのですか?
A3:正式な英語表記は『Rat-tat-tat』であり、公式の読み方は「ラタタ」です。一方で、楽曲のリズム感やサビのキャッチーな響きから、SNSや一般の会話では「ラッタッタ」「ラッタッタダンス」の愛称でも広く親しまれています。
まとめ:世代を超えて踊り継がれる最強のダンスアンセム
USJのハロウィンを起点に誕生した三代目 J SOUL BROTHERSの『Rat-tat-tat』は、キャッチーな振付と中毒性の高いトラック、そして緻密なSNS戦略が見事に合致した記念碑的な大ヒット作です。
卓越したスキルを持つトップアーティストが、誰もが笑顔になれるポップな表現へと昇華させたラッタッタダンス。リリースから時を経た現在でも、学園祭や忘年会、各種イベントの定番曲として日本中で愛され続けています。日常に少しの刺激と解放感がほしいときは、ぜひ反転動画を見ながらあのメガネポーズで踊ってみてください。 (出典: 三代目 j soul brothers ラッタッタ ダンス(Yahoo!ニュース))